京都のらりくらり日記

試験的書きもの/京都/銭湯/バー/映画/ギャンブル/ほか

看板センス

比較的自己満足に近い話をします。
自慢話ではなく単純な考察です。

最近お気に入りの近所の居酒屋には
「酒と めし」という看板を掲げている。

藍色のパリッとした暖簾に木目調の看板、和紙に毛筆のメニュー。

これだけでもセンスがあるなぁと思っていたが、更にこの看板の文字である。

これが他の文字、あるいは漢字にしただけの「酒と飯」あるいは「酒処」でも暖簾をくぐって無かったかもしれない。

それほどこの「酒と めし」という言葉の使い方が好きだ。

冒頭で書いたように個人的な受け取り方なのだが、使う文字にもセンスがあると思っている。

例えば「居酒屋」を「いざかや」と書かれてたら何か腑に落ちない。

「うまい」の一言でも
「うまい」「美味い」「旨い」と3種類
使える。(個人的に旨いが好き)

酒とめしに話を戻すが、何故好きなのか考えて見ると、居酒屋なのに敢えて「めし」を強調しているのに好感が持てたのだと気付いた。

私はどちらかと言えば呑みより食べ派だ。美味しい料理があればお酒が進む。

こういう店をもっと発掘できればいいなと日々思い、今日もセンスのある文字を街で捜している。