京都のらりくらり日記

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常連という生き物

行きつけのお店を作るのは居心地が良いから、居場所を作りたいと言う理由が大半だと思う。

 

ただ、その見返りを求める事や居心地が良いことを理由についつい自分に甘くなる事は自分自身で諌めなければならない。

 

格好をつけるわけじゃないが、常連はマスターに次ぐホスト側でなければならない。

 

「常連が店を作り常連が店を潰す」という金言通り、常連がでかい顔をする店に入りたいかどうかは99%入りたくないのと同じで「この店の客筋はいいなあ」「楽しい人が多くて楽しかったなあ」と一見さんに思わせないと常連失格だと思う。

 

もちろん、お金を払っているので立場は他の客と平等なのだが、本当に居心地が良い場所を守りたいなら多少の居心地の悪さを感じても一見さんに気を配らないといけない。

 

偏見かもしれないが、この辺り一番分かってないのはフリーランスとサラリーマン。

商売人には常識でも結局「俺は客だぞ」「いつも来てるから特別扱いしろ」という気が抜けない。

 

今一度自分を見つめ直してwin- winの関係を常に保てる大人になりたい。

この事に早くから気付けたのは商売人の子に生まれた特権だろう。