休日の昼とはいえ、天気がグズっていたため社内はそれほど混んでいない。
私は適当な空き席に座ることにした。
横はサラリーマン、横は制服を着た小学生女子2人組。
小学生はどうやら宿題をやっているらしく、ランドセルを机にして何やらプリントに書き込んでいる。
横目にみると、どうやら割合の問題に時間がかかっているようだ。
それまで観察していたが、どうやら宿題をやっているほう(以下、ニガテちゃん)は算数が苦手でアドバイスしているほう(以下、フツウちゃん)は可もなく不可もなくというパワーバランスであることがわかった。
彼女たちが悩んでいた割合の問題は以下のようなものだったと記憶している。
【問題】太郎君は昨年の体重が40キロでした。今年に入って10%増加したそうです。
以下の問いに答えなさい。
(1)昨年の体重に対する今年の体重の割合を答えなさい
(2)太郎君の現在の体重は何キロでしょう。
答えは当然
(1)1.1
(2)44キロ
だが、これをニガテちゃんは
(1)0.1
と答えてしまったので(2)を計算する時
4キロと書かざるを得なくなっていた。
流石にフツウちゃんもニガテちゃんも
4キロになっちゃう!と言っていて吹きそうになった。
太郎さんに何があったのか...
パターン1:出棺、納骨済み。
死んで骨だけなら考えられる。体重というかは別にして笑
パターン2:戦場ヶ原ひたぎ
重みを返してください!(迫真)
分からなければググッてください。
まぁ腐ったオトナが考えられるのはこれ位で笑
間違いに気付いたフツウちゃんが1.1って書き直して説明してあげていた。
いいコンビだなと思ったけどあと数年で受験戦争のライバルになるのかと思うとづつない。